ELM講座第3回目を受講。
今回も盛りだくさんの内容。
遠隔で受講しているにも関わらず、受け取るモノゴトが、私の器以上だったので、終わった後の疲労感が半端なかったー。
アドラーの勇気づけの考え方を学んだ日は、消化しきれず、消化不良を起こしてしまう私。
しかし、一歩一歩やっていくことで、すーっと生きやすくなっていくことは感覚的に判るようになってきました。
今回は、アドラー心理学の核となる「目的論」とセルフトークを学んだので、アウトプットしてみます。
どうして〜したの?何のためにという【行動の目的】に気づく
どんな行動の後ろ側にも、目的があるんです。
例えば、私が、以前主人と喧嘩していたとき。
- 私の気持ちをわかって欲しい
- つらい気持ちを発散したい
- 疲労困憊の状況から脱出して実家に帰りたい
このような目的を達成するために、主人と言い合いをしたんだと、今冷静になって目的の視点で見てみると、そう実感します。
だけど、今までの考え方だと、
そうなってしまった原因にフォーカスしちゃう。
原因に目を向けると、そうなった経緯は解説できても、解決はできないんですよね。
原因がわかって、こうしないでおこうと思ったとしても、変わらない。
私もそうだったから。
主人のせい
環境のせい
娘がいるからしょうがない
っと外側に原因を求めてしまって、解決しようとすることを諦めてしまうんです。
ようは、他人軸。
主体性がなくて、被害者意識満載。
だけど、アドラーは目的にフォーカスする目的論。
目的論
【私が〜のためにこうした】
【なんのために、〜したの?】
この目的へのアプローチをすることで、モノゴトを解決することができるんです。
主体的で当事者意識がある。
そうです。自分軸。
例えば、この前娘が私を叩いたり、噛み付いたりしてきた出来事があったのです。。
一見すると、子どもは悪い子、しつけないといけないって思ってしまうんだけど、
その後ろ側を見てあげると
違った見え方ができる。
もしかすると、ママが大好きだからかまって欲しかったのかもしれない。
もしかすると、体調が悪いのかもしれない。
もしかすると、いじめられていて、ママに助けて欲しかったのかもしれない。
寂しくてどうしようもなかったのかもしれない。
私たちは、見えている部分だけを信じてしまうけど
見えているところは、5%にすぎず
見えないところは、95%。

見えているところは、一見マイナスのこともある。
だけど、見えていないところにはより大きなプラスのことが隠れていることもあるのです。
見えないところを見る力
この力を発揮するとものすごい人としての器が広がるんだと思いました。
この見えないところに気づいて、目的を聞いてあげる。
これができると
たとえ、悪意でやったことも愛で包むことができる。
「私のためにしてくれたんだよね」「ありがとう」と。
ポジティブな目的を見つめて、伝えてあげると、感謝に包まれる世界。
どんな行動であっても、善や人の役に立つポジティブな目的がある。
そう考えると、
ちょっとしたネガティブな出来事や受け入れがたい言動も、愛と感謝が湧いてきますね。

なんで?を3回以上言うと
子どもになんで?と言うWHYを3回以上言うと、人格否定になるそうなのです。
人は、責められていると感じて、防御に入る。
なんで?っと聞いても
「だって・・・、〜だから」っと言い訳が返ってくるんです。
どうせなら、「どうしてこうしたの?」っと目的を聞く方が建設的。
最近、娘が激しく泣き叫んだり、離乳食を与えようとしても手で叩き返すことが増えてきました。
なんで泣くの? じゃなくて
どうして泣いてるの?
なんで叩くの? じゃなくて
どうして叩いたりしたの?何かあったの?
っと聞くと、子どもの気持ちがわかってくるような気がします。
セルフトークの威力
私たちは、無意識のうちに、1日に何万回と自分自身にささやいている。
それがセルフトーク。
幼い頃に聞いた言葉を何度も繰り返してしまうため、その言葉通りの自分を強化してしまう。
私がよく言ってしまうマイナスのセルフトークがこちら
- なんでこんなこともできないんだろう
- なんで自分をコントロールできないんだろう
- 疲れたけど、やらないといけない
- また体重増えちゃった。どうして体重維持できないんだろう
- 育休中の私を周りはヒマだと思ってるんだろうな
この言葉を他の人か言われると、すんなり「そうだよねー」っと納得して落ち込む私。
だけど、私にはない「他の人のマイナスのセルフトーク」を私に投げかけられても、
「え!違うよ!」
「そんなことないよ!」
っと反発して、受け取らない自分がいる不思議。
自分が繰り返している言葉だから、すーっと自分の中に受け入れてしまって
その自分を作り上げてしまうし、
相手にもその言葉を言ってしまうがちになることに気づいた。
そして、講座終了後に気づいたけど、
「なんでできないの?」
っと自分自身に言っている私は
自分で自分の人格否定をしていたんでしょうね。

だからこそ、セルフトークは、プラスのセルフトークに意識して切り替えておくことが大事。
まずは自分自身にしっかりプラスのセルフトークをしてあげること
アファメーションをやり続けていた私。プラスのセルフトークは目一杯書き出すことができた!

うまくいっているときは、案外プラスのセルフトークってできるんだけど、
うまくいってないときはマイナスのセルフトークのオンパレードになってくる。
マイナスのセルフトークが出てきていることにまず気づいて、対処していくのです。
マイナスのセルフトークスパイラルから抜け出す
- マイナスのセルフトークをしている自分自身に気づく
- プラスのセルフトークに切り替えてみる
- プラスのセルフトークの中で違和感を感じる言葉は無理に受け取らなくていい
- マイナスのセルフトークが不便だな〜っと感じたらプラスのセルフトークに少しずつ切り替えてい繰り返している間にプラスのセルフトークが強化される
プラスのセルフトークの習慣が身につくと、一度落ち込んでもすぐに立ち直ることができる。
このプラスのセルフトークをアドラーでは、自己勇気づけとしていて、
セルフコーチングにもつながるそう。
ポイント:朝と寝る前に自己勇気づけ
自己勇気づけのプラスのセルフトークをすることで、プラスのセルフトークが強化されるそうです。

自己決定が未来をつくる
「できない」って思っていることって結構あると思うのです。
だけど、その「できない」を「しない」と言う自分の意思を加えることで、
自分がそのことをコントロールしている感じやパワーが生まれるんです。

自分が「しない」と言う決断をして、それを選択していると言う、自分へのコミットメントが増す。
「できない」って他人のせいにしている感じがあり、他人に振り回されているのです。
娘が産まれてから、私は、「できない」ことを並べていた。
- お酒を飲むことができない
- 一人でゆっくり過ごすこともできない
- 読書ができない
だけど、それって娘のせいにしている私がいて。
これを「しない!」と言う私の意思を加えるだけで、
心が軽くなる。多分、自分で選んだと言う自分軸が入ったからなんだと思う。
「でも・・・」足踏みをしている自分を選択している
これがしたい!って思っても、人は変化を嫌うから、やらない理由を並べてしまうんです。
変化しないことが楽だから。
変わることって、案外パワーが必要なんですよね。
これがしたい!「でも・・でも・・・」が続いたら、「しない」と言うことを決めること。
行動しない言い訳が出てきたら、「しない」と決めた方が
できないと言うストレスから身を守ることができるんです。
でもでも・・と無駄に足踏みするより
本当にやりたいなら
「どうしたらできるかな」と考えることで前に進める。
そうすると、必要な情報を脳がキャッチし始め、望んだ楽しい未来が描けて、そうなるようになるんです。
私自身、不動産を持って貸し出したいという夢が数年前に、ぽっっと出てきました。
そのときは、情報収集したけど、「できない」という気持ちが出てきて、やらない選択をした。
そして今、もう一度出てきて「どうしたらできるかな」っと考えていたら、人や情報が集まってきた不思議。
制限をかけているのは自分自身。
感想
受講するたびに、私のOSが少しずつアップデートされている感覚があって、心地よい脳の疲労感があります。
どんなモノゴトに対しても、ポジティブな目的を見てあげるってそんな簡単にできるわけがない。
習慣にするしかないのです。
どんな出来事でも肯定でき、どんな人の言動もポジティブな面を見てあげるって、その人丸ごと受け入れてあげれてるんだと思います。
そんな人って愛のかたまり。

愛のかたまりのような人ってオーラも素敵だし、魅力的で、人やお金や幸せ、豊かさを全て引き寄せられる人なんだと思います。
そんな人に私もなれるし、アドラー心理学の考えがデフォルト化できれば、
もっともっと幸せになる。
そう感じました。
どうして私は幸せなんだろう
どうして私は運がいいんだろう
私は私でいるだけで充分価値がある
私の世界は愛でいっぱい
私も周りのみんなも貴重な存在
私がご機嫌でいることが、みんなの幸せ
私、ありがとう・ステキだよ。
そんなセルフトークから始めていきたいと思います
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