サッポロビールを缶箱から持ち出して、噛んで遊んでる娘。
一瞬みると、
「飲兵衛の血が受け継がれたのかなぁ〜っ」※中まで洗ってるのでビールが残ってることはありません。
「元気でやんちゃな子だね。色んなもので遊んでるんだね」と笑いに変えられる。
だけど、もう一方からみると、
「缶なんて危ないんだからさっさと取り上げなさい」
「親として何してるの!」
そんなダメ出しがくることもあるでしょう。
どこをみるかで全く違った反応をしてしまう私たち。
先日受講したELMのアスラー講座の4回目。
涙涙の4回目でした。
そして受講後の振り返りでも涙が流れてくる癒しのとき。
涙を流すことで、許しを自分自身に与えてあげれている癒しの感覚と、
自分の中にあるモヤモヤや嫌な感情を涙として出すことで、自分自身の中から手放せ、デトックスされたように感じるのです。
そして、なにかに包み込まれているような。
今、娘が、私の背中にくっついてくれています。

娘が私を包み込んでいるようで、
背中があったかい。

娘がいてくれていることって本来は当たり前じゃない。
娘が背中に抱きついてくれることも当たり前じゃない。
当たり前と思っていることをどれだけ見れるか、
日常でのヨイ出し
この部分が今回の講座で特に私の中に吸収できたところでした。
もくじ
ダメ出しとヨイ出し
多くの人はダメ出しをして相手の行動に影響を与えようとしてしまう。
例えば、宿題をしない子どもに対して
宿題をしなさいとダメ出し。
だけど、そこに注目して伝えてしまうと、その部分の行動が強化されちゃう。
だから、もっと宿題をしなくなる。

非建設的な行動(困った行動)に注目すると、その頻度が増える
逆に非建設的な行動(困った行動)に注目しないと減るんです。
逆に建設的な行動(できていること、当たり前と思われていること、良いこと)に注目するとその行動が増えて、困った行動が減る。
※講座では、建設的な行動とは、朝きちんと起きる、顔を洗う、挨拶をする、ご飯を食べる、歯を磨く、学校に行く、仕事に行く、椅子に座るなど
特徴は、①当たり前と思われている②目立たない
アドラーでは、ヨイ出しをオススメしてます。
ヨイ出しとは、「建設的な行動に注目して、伝えること」。
プラスの部分(できている、目標を達成している、目標に近づいている、努力しているなどなど)に注目するのです。
相手のどの側面に注目するかで変わってくる。
まずは自分のヨイ出しを
自分が満たされていないと周りにもすることはできない。
だからこそ先に自分へのヨイ出しをしていく。
自分の良いところを人からもらうのが1番いい。
そして教えてもらった良いところに対して、なぜなら…という証拠を集める。
そうすることで、その部分がより強化される。
私の場合はこちら

講座の仲間から頂いた良いところに証拠づけしてみました。
人の強みや良いところを伝えることが、その人を勇気づけることになる。
そのことを身をもって実感しました。
受け入れられない良いところ
仲間から頂いた私の良いところの中で受け入れられないものが、二つあった
- 理性的
- 思慮深い
なんでだろうと内観。
小さい頃の傷が隠れてた。
理性で抑えて言葉を選んで話さないと、「何この人」「何言ってるのかわからない」って拒否され不思議に思われた経験。
逆な目立ち方をしちゃうのが嫌。小さい頃の傷が、今もずーっと続いてることに私自身、気づかされたんです。
考えないで喋ると全く相手に伝わらないんだ、っというネガティブな強化で、そういう考えて考えて喋る自分が作られたのかも。
私は、なぜか人と話すとどっと疲れるんですが、言葉を選んで、考えて、考えて考えすぎて疲れちゃってるんだなー、だから人間嫌いとか言ってたんだなーっと。
感想
最後に「おこだてませんように」という絵本を読んでいただきました。
涙、涙。

なぜかって、
「おこられませんように」
って絵本の主人公の男の子が短冊に書いたから。
そしてそれを見た先生やお母さんが優しく男の子を抱きしめたから。
ダメ出しをすると、
人は萎縮しちゃったり、人の顔を伺うようになる。
それはわたしにも当てはまるから、涙が出てるんだと思う。
親に怒られないように、認められるように
良い子をすることを生きるために選んでいたんだと思う。
ヨイ出しをすると子どもはもっと人の役に立とうと思うようになるっと明日香さん。
ヨイ出しをすると
体がぽっかぽかしてくる
優しくなろうとする
1番大切な人に勇気づけの言葉(ヨイ出し)をプレゼントする。
そんなことができる人がもっともっと増えると、この世界はもっともっと愛で包まれる。
愛の世界だなぁ。

子どものパワーを伸ばせるのは、近い人の言葉。
子どもに
「ママはあなたの力を知ってるよ」
そう言えるママになろうと思った。
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