「ムダな家事が消える」という言葉に”きらっっ”として、手に取った一冊です。やってもやっても家事って終わらないんです。私だけ頑張ってるって思ってしまう家事。手に取って1ページ目には、衝撃の言葉が
「女性の平均家事時間は、1日2時間24分」まじか・・・・
ムダな家事を消すことで、私自身の時間を増やし、笑顔がもっと増えていくように、そして家族も笑顔になるように、という願いが込められたこの本。働きながら家事をする女性の方々にも読みやすく、イラストが豊富で、即日常に取り入れられます。
ポイントは、家事のメリハリをつけることではないかと感じました。
もくじ
参考になったこと
片付け編
⑴バッグの定位置を作る。
例:カゴを置いて入れられるようにする。玄関の一角に置き場を作る。家具や壁にフックを付けて、かけられるようにする。
⑵着なくなった服は一度来てみて、気持ちよく人と会えるかどうかを考えると処分する決心がつく
⑶ブロックやパズルは、レジャーシートの上で遊ばせる。シートのまま集めて片付け終了
⑷割り箸は、菜箸として使う
⑸ポケットティッシュは、袋から出しておく。袋や箱に入ったままのことが原因で使われないものは多々。
⑹コップは使い回す。物が増える瞬間に目を向ける!
⑺郵便物の整理は、帰宅後すぐに処理。ハサミとゴミ箱は近くに置く。
この本の出版社は、サンクチュアリ出版さん。本の中にサンクチュアリ出版さんについて書かれた紙がありました。なんだか、この本の読みやすさについて納得しました。本を読まない人でも本に興味を持ってもらうという心温まるスタンスに嬉しく感じました。私自身、本は大好きなので、多くの人がいっぱい本に触れ、貴重な知に触れて欲しいと思っています。

掃除編
この章は、目から鱗の知識ばかりです!
⑴寝る前にフロアワイパーを寝室にセット。起床時に滑らせて移動すれば、掃除時間いらず。埃は、人の動きがなくなると10〜12時間かけてゆっくり床に降りてくる、時間が経つと空気中の水分や脂分を含んでへばりつくので、早めに取ってしまう。フロアワイパーをかける時は、窓を閉める。
⑵フロアワイパーは、見えるところに置くと気づいた時に、すぐに掃除できる。シートは、5枚づけすると楽。フロアワイパースタンドを使用すると見た目も良くなる。
⑶家具の配置は、掃除機のヘッド幅を意識。すき間を空けることで、ずらす手間が省ける。
⑷サッシの溝、部屋の角など、掃除しにくい場所はマスキングテープを貼る。汚れがたまってきたら、剥がす。*木目調のマスキングテープってあるんですね。
⑸コンセントのコード類は、床につけず、中に浮かす。⑹背の高い棚の上に包装紙や新聞紙を敷いておく。背の低い棚には、布がオススメ。布を一枚かけておくことで、埃も目立たず部屋のアクセントになる。*我が家はこんな感じで実践しております。
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⑺換気扇は調理5分前にオン、5分後にオフ。レンジフードは、2〜3か月を目安に取り替え。
⑻濡れた布巾を持って冷蔵庫を開閉すると、取っ手が汚れず、掃除になる。
⑼冷蔵庫の上面にラップをかけておくだけで、大掃除が一切不要になる。
<冷蔵庫の下を掃除したい場合>
- 冷蔵庫の一番下についている細長のカバーを外す。
- 外したら左右両面にストッパーがあるので、それを反時計回りに回して緩める
- 床から離すと簡単に動かせる状態になる。
⑽調理前にシンク全体に水をかけておくと水の膜が出来て汚れにくい。
(11)入浴後、浴室に熱いシャワーをかけるとカビ予防につながる。
(12)排水溝の蓋を取って見える化するとゴミを取る癖がついてぬめらない。ぬめった場合は、重曹(1カップ)+酢(1/2カップ)
(13)お風呂用洗剤は、シャンプーで代用可能。入浴中に床や壁の汚れに気づいたら、シャンプーやボディーソープを使って綺麗にしてしまう。
(14)寝る前にトイレ用の除菌洗浄剤をスプレーしておくと寝ている間にトイレ掃除が終了。
(15)玄関+ウエットティッシュで、出かける際に一拭き。
本を読んでの感想
フロアワイパーを持って歩くだけで掃除機いらないんじゃないの!フルアワイパーを見えるところに置くだけで、やらなきゃというストレスが減るかもとさえ感じました。コンセントについては、やろうやろうと思いながら出来ていない私(苦笑)また、家事は動線を意識するということだと思いました。家事の動線を意識して、物品を配置することで、行き来が減り、家事の時間も減ることに納得です。我が家もゴミ箱の隣には、本棚があり、ハサミ常備です。
しかし、どうしてもやりたくない家事は、やらないと決めることも大事かもしれませんね。
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