命を分け与える痛み
生後85日目の娘との生活や授乳も軌道に乗ってきまして、精神的余裕が出てきた矢先。
子育てというのは、一つクリアーしたら、次の課題が、
次から次へと必要なステップが用意され、クリアーしたと思ったら次へと。
終わりが見えない。子育ての終わりなんてないのでしょうね。
完母で育てることができている私。
生後3ヶ月を過ぎたら里帰り終了になります。
里帰り先から飛行機で自宅に戻るのですが、外出先での授乳が心配で仕方がない。
なんせ授乳クッションなしで授乳したことが数える程しかなく、その数える程度の授乳時は、すべて失敗。
娘がうまく飲めない。
いつもと体制が違うからなのか、うまく吸えずすぐに離す。
うまく吸えないから、泣きわめく。
ゲップもうまく出ないから不機嫌。
吸えないから、ガス抜き程度しか吸われなかった乳は張って苦しい。
それだけでなく、慣れない姿勢での授乳は私の肩や首を酷使し、負担大!しんどい。
娘の吸引力はダイソン並みに強く、腕をチュッチュされると、赤く痣が残るのですが、
うまく乳首が吸えないと、吸っている最中に離す。そうなると、乳首負傷し、乳首が痛い。
乳首が引っ張られ、長く伸びる始末。
引っ張られる痛さも加わり、より痛い。
出産前までは、授乳=幸せな気分、と思い込んでいたが、実際は、痛みを伴うものだった。
授乳初心者の時期は慣れるまで痛い。しかし、慣れてくると痛くは無くなってくるということが
やっとわかった頃に、授乳クッションなしでの授乳が必要な状況。授乳クッション、神アイテムだと痛感。
首が座れば授乳クッションなしでも授乳しやすいらしいのだが、今どうするか。
持ち運べる授乳クッションがあればいいのに、、と嘆いてもどうしようもない。
授乳クッションなしでの授乳ができることが、次の課題である。
乳首負傷をいかに防ぐか。
授乳という命を分け与えることは、授乳をしている人にしかできないこと。

痛みを知って愛を知る。
この痛みも娘からの愛であり、ダイソン並みの吸引力があるからこそ、
私の愛をいっぱい体に取り込んでもらっていると
思うだけで、
なんだか愛おしくもなってくる。
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