娘を産んで、退院した時に、父の弟夫婦が来ていました。
その弟夫婦の妻である私にとってはお姉さんと呼んでいる人が、こんな話をしてくれました。
赤ちゃんって
その手に、希望や夢を握りしめて生まれてくる。
落とさないように、失わないように
しっかり握って生まれてくる。
そして、
生まれた瞬間に、握っていた手を開いたとき
その夢や希望が、手から離れて飛び散っていく。
そして、その自分の手から飛んで行った夢や希望をこの世界で探して、もう一度手にするために、人は生きている。
これを聞いたとき、なんだか心がジーンとしました。
娘は、この世界に産まれるまでどんなものを握りしめていたんだろう。
そして、何を手にするんだろう。その手助けを私はできるんだろうか・・と。
生後3か月の娘は、どんどん成長し、手もグーではなく、パーと開くことが多くなりました。
どんどん手放して、
どんどん成長を手に入れている娘。
娘を見ていると、私は何をしにこの世界に産まれたんだろうと、私自身が考えさせられます。
誰しも、使命があると思うのですが、それに気付けるか。
気づいて、この世界で全うできるか、なのだと最近の娘を見ていて思ったこと。
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